セバスチャン・サルガド「アフリカ」展を観に写美に行ってきた。
タイトルから、どんな展示なのか大体想像していたけど
実際目にした写真は私の想像できる範囲を超えていた。
2000年代のそう古くない写真達は、私の日常とかけ離れた彼らの日常を表していた。
餓死した子供を抱えている男、視力を失った女(写真中)、死体、牛、砂漠。
まるでアフリカのドキュメンタリー番組を観ているような気分になった。
笑顔の写真は写真左を含む2枚しかなかった。
彼らは荒れた土地で、内戦の被害に遭い、地雷に怯え、コレラやエイズに苦しみ、餓死寸前で
生きる希望も見出せないような環境の中にいる。(写真右の女の顔が特に印象的だった)
今、同じ地球に生きているという事実は私と同じなのに。
私は彼らの現実を恵比寿の静かな展示室の中で知った、ということに何故か罪悪感を感じた。
実際現地でこの目で見たい、と思った。そう思ったことを忘れない為にこうして書く。
展示室を出ると恵比寿ガーデンプレイスはすっかりクリスマスの装飾に彩られていて、
今この目で見てきたものとのギャップで一瞬気持ち悪くなった。
きらきら光るクリスマスツリー、それを携帯カメラで撮る。(デジカメ故障続行中)
その写真はあまりにも無機質で、人工的で、なんの意味もない。
写真は撮る者、写る者の気持ちが込められていないと
何も発信しない、無意味なものなんだと改めて思った。



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