

JRのツーデーパスが手に入ったので、ぶらりと河口湖へ行ってきた。
連休二日目の日曜日ということもあって、道路は様々な土地のナンバーの車でいっぱい。
お土産やさんも賑わっていた。
昨日はサングラスなしではまともに目を開けれないくらいの快晴。
日本人の目は紫外線に強いのか、サングラスをする習慣よりも帽子をかぶる習慣のほうが根付いてるのか、人々は裸眼だったが、サングラスを外すと日差しが河口湖に反射して強烈な眩しさ。
裸眼の人達を見ると、眉間に皺ひとつよせていない。す、すごい。。。
私はお天気が良ければ良いほど、裸眼でその青い空は見れないのだ、と思うとちょっと損をした気分なった。
帰りの車内。
連休中ということもあって、車内は旅行カバンやお土産袋を持った人達が多かった。
私は体調が良くなかったので座って本を読んでいた。左に座っていた女性が立ったので見上げると、2、3歳くらいの男の子を抱っこしているお父さんに席を譲っていた。背中にはリュックを背負っていた。
よく見ると、そのお父さんは額に汗が滲んでいて、だいぶ疲れている様子だった。
男の子は、ぐっすり眠りこけている。
きっと、連休は久しぶりにお父さんと遊べるんでうれしくてはしゃいだんだろう、そんな感じの、満足気な寝顔にみえた。
女性が席を譲ると、お父さんは「すいません、すいません」といって座ろうとした。が、背中のリュックが邪魔そうだった.
子供を抱いているので両手はふさがってるし、子供を降ろすと起こしてしまうかもしれない。
すると、横に立っていた中年の男性がリュックを降ろしてあげた。
男性は、「リュック上にあげておくよ」と、棚に上げた。お父さんは「すいません」と言って、やっと席に腰をおろした。
席を譲った女性はどこかにいってしまった。ふと周りを見渡すと、旅行カバンを持った人達はみんな、眠っていた。
シルバーウィークとよばれたこの連休を待ちに待って、目的の旅行を果たした疲れで眠くなったのだろうか、
まだ7時ごろなのに車内は静かだった。
そして本の続きを読んでいたら私も眠くなってきた。隣に座っていた彼をみると、本を持ったままウトウトしていた。
秋の大型連休といっても、遊んでいても、疲れるのだ。むしろ、普段行かない場所に行っているのだから疲れて当たり前かもしれない。
東京に戻ると、やっとホッとした。見慣れたJR渋谷駅。
富士山もいい、河口湖もいい、自然に囲まれて空気がきれいでのんびりした雰囲気もいい。
けど、東京に生まれ育った私はビルに囲まれて空気が汚くて人が多くてうるさくてせわしない東京の雰囲気が、なんだかんだ落ち着くのだった。