12.16.2009

a flea market




師走の代々木公園で久々にフリマ熱再開。
出店しなくても、毎月のフリマ情報をチェックする程フリマ好き。
だいたい週末はどこかしらやっていて、
場所によって品物の種類も、相場も、人も違う所がおもしろい。
今まで駒沢公園、明治公園、下北沢、桜新町で出店してきたけど代々木公園は初めて。
もちろんフリマといえば代々公!なんだけど、だからこそ、出店は避けてきた。
だって売ることよりも他のお店に目がいっちゃうから。
東京中の若者の服が集まってるなんて、アドレナリンが出ないわけがない。
でも今回は終始冷静、物欲ザウルスを自分の中に押し込んだ。
というか、やっぱり冬は厳しいね、寒すぎる。身体が動かないもん。(歳?)
いつもの買い物レベルが100だとしたら、20くらいしかアドレナリンがでなかった。
時に寒さは人を抑制する力があると感じた1日でした。
(それでもちゃっかり少しだけ買ってたりするからこわい。。)

my favorite shimokitazawa


また、下北沢。
どんな気分の時でも写真を撮りたくなる街。
美容室天国のこの街で、個人的に「一番センスのある看板で賞」をあげたくなったり、
英会話教室のポスターから静かなる主張を垣間見たり、
思いがけず昭和天皇とお会いしちゃったり、
こういうのがいちいちツボに入る街だ。

理想と現実

その差を埋めるのは自分次第。

生きていると、様々な‘理想と現実’のギャップを感じるけど

そのひとつが自分の目指す‘美’に対するギャップ。

私の目指すファッションスタイルだったり、人間としての造形美に対して

自分が追いついていないこと。

この悩みは心の中で常に感じている。

その差を縮めるために、自分が、自分の為に、できること。

こうしてブログに書くことで、最近怠けがちな自分の身体に渇!をいれている。(つもり)

11.21.2009

SYABI

セバスチャン・サルガド「アフリカ」展を観に写美に行ってきた。
タイトルから、どんな展示なのか大体想像していたけど
実際目にした写真は私の想像できる範囲を超えていた。
2000年代のそう古くない写真達は、私の日常とかけ離れた彼らの日常を表していた。
餓死した子供を抱えている男、視力を失った女(写真中)、死体、牛、砂漠。
まるでアフリカのドキュメンタリー番組を観ているような気分になった。
笑顔の写真は写真左を含む2枚しかなかった。
彼らは荒れた土地で、内戦の被害に遭い、地雷に怯え、コレラやエイズに苦しみ、餓死寸前で
生きる希望も見出せないような環境の中にいる。(写真右の女の顔が特に印象的だった)
今、同じ地球に生きているという事実は私と同じなのに。
私は彼らの現実を恵比寿の静かな展示室の中で知った、ということに何故か罪悪感を感じた。
実際現地でこの目で見たい、と思った。そう思ったことを忘れない為にこうして書く。
展示室を出ると恵比寿ガーデンプレイスはすっかりクリスマスの装飾に彩られていて、
今この目で見てきたものとのギャップで一瞬気持ち悪くなった。
きらきら光るクリスマスツリー、それを携帯カメラで撮る。(デジカメ故障続行中)
その写真はあまりにも無機質で、人工的で、なんの意味もない。
写真は撮る者、写る者の気持ちが込められていないと
何も発信しない、無意味なものなんだと改めて思った。

11.18.2009

Omotesando Christmas 2009

今年、11年振りに表参道のイルミネーションが復活!

幼い頃、クリスマスは家族でディナーをした帰りに原宿に寄り、
このイルミネーションを観た記憶が素敵なクリスマスの思い出である私にとって、
数ある東京のクリスマスイルミネーションの中でもこの表参道は特別。
(キディランドでおもちゃを買ってもらった思い出も含まれる 笑)
歩道橋の上から観るライトアップされた並木道は、車のテールランプと混ざって
都会の冬の景色を華やかに彩る。
有楽町ミレナリオよりも、六本木けやき坂よりも、
この原宿表参道が一番東京らしいイルミネーションだと思う。
11/30~1/10毎日17:00~22:00まで。
今年はこの表参道で子供の頃の気持ちに返ってクリスマスを満喫したい☆

11.02.2009

super model



私はファッションが好きだ。ゆえに、ファッションモデルも好き。
好きなことにはとことん追求したくなる性格で、限界がない。
服が好きだから欲しいものがない時は自分で作ったり、古着屋やフリマで探しまくるのが好き。
今度はモデルが好きだから自分もモデルの体験をしてみた。
今までモデルというものを静止画(写真)でしか理解してなかったので、
実際それを自分の体で感じてみたかった。
世の中経験してみないとわからないことが沢山ある。
カメラマンとの意思の疎通や他人と同じ方向へ標準を合わせることの難しさ、
そして頭では理解しているのにそれを身体で表現することの難しさ。ポージング、表情など。。。
ファッションモデルに関して言えば、「服を美しく見せること」が第一、
そしてそのブランドイメージを表現すること。ただ服を美しく見せるだけならマネキンで充分だから。
ファッション以外だとその写真のテーマやコンセプト、つまり「目に見えないものを表現する」役がモデル。
それはモデル以外でも役者、歌手、アーティストなど身体で表す表現者は同一だと思う。
自分の身体を駆使して内にあるものを表現することの難しさ。それを肌で感じた良い体験になった。
今までと違った視点でモデルという存在を捉えることができる。
またこれからも、好きなことに対して私は頭ではなく身体で飛び込んでいきたい。

10.31.2009

Bruna Tenorio



ブラジル出身の彼女は現在20歳でありながら、07年にモデルデビューし
エキゾチックな雰囲気を持ち合わせた正統派のモデルとして活躍中。
初め彼女を雑誌で見た時、黒髪だしアジア系かと思ったが100%ブラジル人なのだそう。
真っ直ぐ長い足にさらさらの黒髪、そして一番惹かれたのが切れ長で鋭く大きい目。
この”目”はよく見ると確かにアジア系の形ではない。
以前彼女がパッツン前髪にしたのを見て、私も黒髪前髪パッツンにしたくらい
今一番すきなモデル!(でも私はちびまるこちゃんになった;)
ぱっと見は栗山千明にそっくり、でももっとエキゾチックにしたような派手さがある。
海外の広告ではそのエキゾチックな雰囲気をアピールしているが
日本の23区のキャンペーンビジュアルでは、日本的なオリエンタルテイストに仕上がっている。
エキゾチックとオリエンタル、この二つのテイストになれる彼女はモデル界でもめずらしい。
日本人ではやはりエキゾチックな魅力のある杏ちゃんのほうがTAOよりも好きな私。
her blog(ポルトガル語なので読めないけど。。。)

shorthairstyle



今月号のELLE JAPANでヘアスタイルのトップページを飾っている彼女に一目惚れ!
ショートヘアがすごい似合っていて、セクシー。
今までセミ~ロングヘアスタイル一辺倒だった私はショートヘアが苦手だった。
なんかショートって女っ気ないし、幼いし、裏原系やパンクスタイルの子がやってるイメージだし、
背が高い私がショートになんかしたら男の子っぽくなっちゃうような気がして。。。
でもこの彼女の写真を見てそんな偏見が一掃された!
ショートなのに知的、大人っぽい、クール、でもキュート!
オードリーヘップバーンのような雰囲気の、整った美人顔の彼女だから似合うのだけれど
それは置いておいても、今年の冬~春はショートヘアがトレンドのようだし、
私もショート、やってみたいかも。。。
でも失敗が恐いからまずはショートウィッグでシュミレーションかな。
ちなみに今のヘアスタイルは黒髪前髪厚めのパッツンスタイル!ザちびまるこちゃんです。

10.27.2009

SWEET,PINK,CHANEL.




・・・ある休日の午後・・・

・・・天井まである窓からこぼれるやさしい日差しで目が覚めて・・・

・・・シャワーを浴びたらベッドに座りシンプルなドレッサーでメーキャップ・・・

・・・優雅な気分になるシャネルはあえてフェイクを楽しんで・・・

・・・ボディーペインティングして遊んでみる・・・

チャーミングなパリジェンヌに憧れる、トーキョーアイトの私。

10.26.2009

Rodeo Magazine

"Rodeo Magazine"

毎月ファッション雑誌を読み漁ってスクラップするのが趣味の私。
でも型にはめたようなコーディネートをゴリ押しする日本のいわゆる”赤文字系”雑誌は苦手。
どれもこれも似ていて、個性がない。まるでファッションのマニュアル本のようでつまらない。
雑誌のコーディネートをそのまま真似たって、ライフスタイルに結びつかなければただのマネキンだ。
ファッションはその人の個性であり、主張であり、ライフスタイルだと思っている。
それを感じるのは外国のファッション雑誌だ。
でも日本で外国のファッション雑誌を買うとなるととても手が出ない。
輸入価格で買うなんていくら趣味でもちょっとばからしいと思ってしまう。
そこで最近は、”ネットで読む”というまさにデジタルなスタイルを取り入れている。
イタリア発のファッション誌"Rodeo Magazine"は、バックナンバーをまるまるPDFで見ることができる。
ハイファッションがメインでストリートのリアルな雰囲気はないけど、シンプルな主張で統一された、
日本の雑誌にはないクリエイティブなファッションを見ることができる。(しかもタダで!)
更にサイト内でエディターやモデルのブログが見れたりしてとてもおもしろい。
日本の雑誌に飽きたら外国のファッション誌で刺激されてみて。。。
新しい自分の個性が発見できるかも!

I love photo

今持っているデジカメの調子が悪い。
写真を撮っても変な色に写ってしまう。
修理にだせばいいのだけど、新しいカメラがほしい。
出掛ける時カメラを持たないでいると完璧じゃない気がしてなんか落ち着かない。
自分は写真が好きだとは自覚してなかったけど、やっぱり好きなんだと思った。
写真が撮りたい・・・。

10.18.2009

TADANORI YOKOO

今NHKの日曜美術館(再放送)で、メダカの目・横尾忠則を観た。
第六感を感じて夢にでてきたものや死後の世界を描いている画家、
という印象だったので、かなりいっちゃってる人だと想像していたら
意外にもその日常生活は普通だった。
飼っているメダカに餌をやり、川へ散歩しに行き水の波紋を見つめる。
ごく普通の生活から、横尾ワールドは生まれているんだと知った。
そして印象的だったのは、「大人になるとなかなか無我夢中になれない」と語っていたこと。
横尾氏は73歳になった今でも少年の心で絵に対して夢中でいたい、という。
その言葉にとても共感し、私もいつまでも子供の頃の感覚を持ち続けていたいと思った。

shimokitazawa



10.17.2009

shimokitazawa

shimokitazawa



私の育った街、下北沢がなくならないことを願いながら、今の姿をカメラに収める。
ファインダーを覗きながら(といいたいところだが残念ながらデジカメである)
つくづく、絵になる街だなぁと、また改めて好きになる。
この街の魅力はなんといってもごちゃごちゃしているところだ。
古着屋、古本屋、劇場、ライブハウス、居酒屋、雑貨屋がそれぞれひしめきあっている。
そしてlove&peaceな雰囲気がSan FrancisicoのHaight&Ashburyを思わせる。
肩肘はらない街の雰囲気が、等身大の自分でいられる安心感を与えるからだろうか、
下北沢にはまっている人はみんなどことなくゆる~いオーラが漂っている。
誰でも受け入れ、優しく暖かい。東京の殺伐としたイメージとは真逆の街だ。

a boy -ebisu-

夕暮れ時の恵比寿

行き交うサラリーマンの群れと反対方向に進む黒いランドセルの男の子

重そうな手提げ袋をひきづりながら歩く姿は
疲れた顔のサラリーマンとどこか似ていた